3月6日(木)@大成閣にて
和食さとで有名なSRSホールディングス株式会社 重里社長のご講演
テーマは、「SRSグループの人的資本経営」





大学のゼミで学んだテーマが、人的資源管理ということで、久しぶりに大学の講義を受けているような感覚で学ばせて頂きました。
30年前と変わったこと
人的資源→人的資本 人は資源ではなく、資本であるということ
資源は、他にはお金/ものと同列になりますが、経営と同じく状況によっては削減対象となります。
ただし、資本はそうはいかない。会社のベースをなす根本にあるもの
人=従業員さんは、資本である という考え方
大きな変革だと感じました。
SRSさま(和食さと)の取組事例でいうと、
7日間連続休暇制度/有給休暇積制度/親子割制度/グループ全店で全席禁煙/みなし残業廃止/
基本給ベースアップ/カスハラ対策など多岐にわたって、人事制度の取組をされています。
すべては、働く社員さんを戦力として見ていておられます。
人を資本とみると、コスト対象でなく投資対象とみると
・パートさんは最大の戦力
・人を削減対象のコストとみるのでなく投資対象とみる=リターンを見据える
・理念の共有のためには、「言い続けること」
続ける、頭では理解できますが、これが本当に難しい。
重里社長はおっしゃいます。大事なことは言い続けるんだと一点のぶれもなく
それを実践されている。会には社員さんも参加され、なんと、労働組合の代表の方もおられ、
労使一体の信頼関係を目の前で見せて頂きました。
我々のような中小企業にはできていないことだらけで
どこから始めたらよいかと迷ってしまいますが、目指すお手本を見せて頂いたと
思っています。
重里社長、この度はご講演してくださり大変学び深い一日となりました。
心より感謝申し上げます。